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第11回

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SCAWでお客様・社会への信頼・期待にこたえ続ける東海の雄

NTTデータグループ特集第4回目は、株式会社NTTデータ東海をご紹介。
同社は2003年、「NTTデータ東海テクシス株式会社」「東海NTTデータ通信システムズ株式会社」「株式会社NTTデータ東海支社」との体制再編により設立。

情報技術(IT)で、東海地区のお客様に貢献するため、「お客様視点に立ってプラスワンサービス&プラスワンバリューの追求」を基本姿勢として、コンサルティングからシステムの設計、開発、運用、保全までのトータルITサービスを高品質・高付加価値で提供を目指している。
法人事業部においては製造業を中心に事業を展開。その主軸商品であるSCAWは、東海地区に多数導入実績を誇り、「SCAW生産管理 自動車部品製造業モデル」、「SCAW財務管理 海貨業・通関業モデル」、「SCAW営業管理 多店舗展開企業向けテンプレート」等の業種別モデル・テンプレートを豊富に揃える。

今回は、現在、SCAWをはじめとする法人分野ビジネスの好調の理由をはじめ、今後の戦略と展望、SCAWへの要望などについて、取締役法人事業部長の加藤勝也氏に語っていただいた。

他社との差別化を図り、優位性を目指す

取締役 法人事業部長 加藤勝也氏―東海地区は日本の中でかなり好景気に見えますが、加藤さんからは最近の東海地区の景気をどのように感じられてますか?

加藤氏: 東海地区は製造業が中心になっていて、特に自動車関連が多い地域です。最近では特に自動車業界は景気がいいと感じていましたが、すこし影が出てきたような気もします。また、海外展開するグローバルな企業も多く、製造業のうち50%は海外に向かっています。弊社も製造業を中心に事業展開するからには、外にむかって一緒についていかないといけないと感じています。

―製造業といってもいろいろな業種、業態がありますよね。

加藤氏: 一言で製造業と言っても、実際はお客様特有のものがかなりありまして、パターン化できないものが多いんですよ。自動車でいうと、部品を造るにしてもエンジンとバンパーを造るのでは工程等が違うように、車の中側と外側ではかなり違いますね。また、造り方でいってもトヨタさん系と日産さん、ホンダさん系とで、また違います。
今はいかに製造の量産処理から原価管理までを含めた一気通貫業務として提案するかということを考えています。他社では、1から10まで実際にやりきったSIerさんが少ないようですので、弊社ではそこに狙いをつけています。

―他社がやってないところを目指すということですね。

加藤氏: なかなか製造業の一気通貫処理は難しいですが、他社と差別化を図らないと、お客様からお呼びがかからなくなってしまいますからね。幸い我々がもっている大型案件で培った技術、ノウハウをテンプレート化したり、モジュール化したりしてビジネス展開することを考えています。

お客様と近い関係で信頼を獲得

取締役 法人事業部長 加藤勝也氏―お客様と接する上で、東海の地域的な特徴はありますか。

加藤氏: よく言われるのは、訪問をしはじめたときは、当たり前だと思いますが、お客様も一回や二回じゃ、本音を言ってくれないことが多いですね。何回も訪問して気心が通じるようになると腹を割ってお話しをしてくれます。一度そういう関係を作ると長いこと付き合ってくれるというのがこの地域の特性です。他の地域の方が東海へ来るとやりづらいと思うことがあるかもしれませんが、地元の出身者は、相手の懐に飛び込んでいかないと商売にならないというのがわかっています。一度打ち解けてくれれば、いろんな事を話していただけますので、その中に隠れているキーワードからビジネスチャンスを見つけ出すことができるよう、営業活動に取り組んでいます。

―そのようなお客様との関係からか、SCAWの導入事例のレポートを見ると、NTTデータ東海さんからの事例が結構多いですね。導入いただいた後もお客様との関係が非常に近いと思いました。

加藤氏: お客様と付き合いながら、お客様へそろそろ出番ですよ、と事例集を持っていきます。昨年は弊社の顧客満足度向上施策の中で、「お客様に伝道師になっていただき、SCAWを紹介してあのシステムはいいよと言ってくれる人をつくろう」という活動をしていました。SCAWの雑誌に出てもらったり、ホームページに載せさせていただいたり、講演してもらったりしてSCAWを応援してくれる人が増えれば増えるほどうれしいですね。

―お客様と近いという、営業マンからするとうらやましい関係ができていると思います。

加藤氏: 弊社のSCAWの事例ではトリックス様、日本オプティカル様、旭運輸様、東海コープ事業連合様、トーエネック様に出ていただいております。大変有難いことに、すごく協力的に、ご支援を頂いております。本当に、いいお客様に恵まれているという感じですね。

―たしかに、SCAWのホームページでも貴社からの事例やテンプレート化モデルが数多く掲載されていますね。先日、東京で開催した設計・製造ソリューション展でも出展していた「SCAW生産管理 自動車部品製造業モデル」や、最近公開した「SCAW 財務管理システム 海貨業・通関業向けモデル」などは代表的ですね。

加藤氏: 弊社にとってSCAWは営業マンがまず営業を仕掛けていく商材なんですよ。製造業に対しては、NTTデータビジネスコンサルティング社の協力を得ながら、量産前の準備段階である生産準備工程を勉強しています。そして生産管理でSCAWを使い、そこに原価管理を加えると一気通貫業務になりますよね。もっと言うとCADなどもありますが、順番に広げていきたいという夢があるんですよ。そうやって広がっていくと生産管理、製造そのものが上手く語れ、展開し易くなるじゃないですか。自動車製造で業務・工程等を充分に覚えたならば、他の組立機械製造や、電子部品製造にも広げていきたいなぁと思っています。 また、お客様は表面上(うわべだけ)では信用してくれないので、お客様の工場の中に入って業務を理解するようにしています。泥臭いやり方ですが、それが一番お客様とのコミュニケーションや信頼感を取れると思っています。時間やコストで割りに合わないかなと思うけど、それをやらないとお客様に満足していただけるシステムを構築できないと思います。

―海外展開しているお客様も多いとお伺いしましたが。

加藤氏: 弊社関連のお客様の中には、海外の中国・タイ・インドネシア・ベトナム等々にある工場から、日本にあるSCAW生産管理システムへのアクセスする仕組みを検討されているところもあります。工場別に管理して、工場ごとの収支を出し、日本で連結させるという構想で、提案を進めております。ネットワーク面、セキュリティ面で確かに課題はありますが、ひとつずつですが、乗り越えていけると思っています。

全てはお客様の信頼と満足のために

取締役 法人事業部長 加藤勝也氏―貴社のホームページで「プラスワンサービス プラスワンバリュー」というビジョンを拝見しました。

加藤氏: 弊社全体の考えとして、社員ひとりひとりが常に一つ多く考えてサービスを提供していこうということをビジョンとして揚げております。私の考えとしては、お客様に対し、通常通りにカットオーバーをするだけではなく、先程、述べたように泥臭いところを経験し、お客様と一緒の目線で、お客様と一緒になってプロジェクトを完遂することや、お客様へのサービスでは、様々な分析データを用いながらこういう方向にもっていきませんか?といったアドバイスまでできればいいと思っています。お客様にとって今よりよくなるプラスワンのサービスを常に考えていける会社を目指しています。

―社員のひとりひとりが常にサービスの価値を上げていけるよう考えていくということですね。

加藤氏: 弊社では顧客満足度向上の取り組みをNTTデータグループの中でも、先行してやっています。KPIの指標になっていって、全社的に向上させようと努力しています。顧客満足をあげるというのは営業側からだけじゃなくて、開発側との両方のサービス向上が必要です。あたりまえですが、厳しい会社に満足度の調査を行いますと厳しい回答が返ってきますね。ただ、厳しい回答をひとつずつ受け止めて、直していくことによって、会社としても社員としてもパワーがついてくるんですよ。
あとは社員満足度の向上です。お客様を満足させるということは、考え方によっては自己犠牲にもなりやすいけど、それでお客様に喜んで頂ければ、本人の満足度あがるんじゃないかと思うんです。最近IT系企業は3Kだといわれ、若い人から嫌がられていると聞きますが、仕事に興味・好奇心をもち、顧客満足度を高めれば自分の満足にもつながると思っています。そして顧客満足度と社員満足度との関係を上手く回転させればいいんですけどね。顧客と社員満足の間に技術の成長とか人間性の成長が入ってきて、片方だけがあがるのではなく相乗効果で、全体がスパイラルアップすれば、と思っています。

―最後にSCAWに対する要望等をお聞かせください。

加藤氏: SCAWはお客様の体に合わせて変更できるところが強みだと思っています。基本機能のブラッシュアップはもちろんですが、いろんな業種でノウハウを蓄え、多くのテンプレートやモジュール等々を作り出す事によって、それを全国で横展開できるようにして頂きたいと願っています。大きな課題ですが、SCAW本部さんには、大変、期待致しております。今後とも宜しく御願い申し上げます。

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