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第12回

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生産管理システムとプロジェクトマネジメントシステムで培った力でSCAWと共に新たなステージへ

第12回目は、2006年3月の第2回パートナー紹介以来、2度目となる日揮情報システム株式会社(略称:J-SYS)をご紹介。
同社は、世界有数のエンジニアリング会社の日揮から1983年に分離・独立し、今年で25周年を迎える。創立以来、ITを通してお客様の価値向上(カスタマー・インタレスト・ファースト)の実現を念頭においてビジネスをしている。また、主なお客様は建設業・エンジニアリング業・製造業・公共公益・サービス業が中心である。昨今は会計等の基幹システム(バックオフィス)と原価システムやプロジェクトマネジメントシステムなど管理会計を中心としたフロントエンドのシステムをシームレスに繋ぐトータルなソリューションと製造業のお客様へは生産管理領域を中心としたシステム構築を主に提供している。

今回は、そんなSCAWプレミアムSIパートナーのJ-SYSの営業本部長 生井徳男氏に語っていただいた。
(偶然にも取材をおこなった日は、生井本部長のお誕生日でした。おめでとうございました!)

今まで以上に、自由闊達な企業文化へ

日揮情報システム株式会社 営業本部長 生井 徳男氏―J-SYSさんは、今年の6月に岩本社長(現相談役)の後任に中島社長が就任されて、何か変化はありましたでしょうか?

生井氏: 今年は新社屋への移転ならびに創立25周年に加え、新たな中期経営計画も策定され、エポックメイキングな年でありますが、そのような中での中島の新社長就任は、新しい風を社内に吹かせるという意味でも非常に大きなインパクトがあったかと思います。
中島の社長就任により、TOPは1ジェネレーション以上若返りました。弊社は今までも比較的、風通しの良い、自由な企業文化があると思いますが、今まで以上に、自由闊達な企業文化を醸成し、新しいJ-SYSのイメージを確立出来ればと思っています。弊社には若いメンバーも多いので、一層密なコミュニケーションが取れ、モチベーションアップに繋がることを期待しています。また、先日の社長就任時のコメントで今後の注力すべき事項として「現場力強化」「組織力強化」「人材力強化」の3点が挙げられました。この指針を実現し、結果として更なるお客様の価値向上に寄与出来るようにしていければと考えています。

プロジェクトマネジメント力で勝ち取った信頼

日揮情報システム株式会社 営業本部長 生井 徳男氏―J-SYSさんは「SCAW生産管理システム」の独自テンプレート「機能性高分子材料モデル」をお持ちですが、テンプレートでの導入事例をお聞かせいただけますでしょうか?

生井氏: 弊社がSCAWを弊社のソリューションの一つとして取り組ませて頂いたのは2002年に遡ります。当時は弊社にもSCAWのノウハウが蓄積されてない面もあり、NTTデータシステムズさんには大変お世話になりましたが、サーモ株式会社様でご採用いただき、またプロジェクトも成功に終わり、事例化出来たことが独自テンプレート、「機能性高分子材料モデル」のベースとなっています。また、当テンプレートが評価され、昨年度、平岡織染株式会社様にご採用いただき、現在プロジェクトを推進中です。今年度下期には新たな事例として皆様にご紹介出来ると思います。これからも、当テンプレートの事例を元に同様の製造業のお客様にご紹介をしていきたいと思っています。

―前回取材にお伺いしたときは生産管理のJ-SYSさんというイメージが強く、それは今も変わりませんが、最近は財務管理、人事管理と幅を拡げていらっしゃいますね。

生井氏: 先にお話した現在プロジェクト推進中の平岡織染株式会社様では、生産管理のみならず、財務管理と人事管理にもSCAWを採用していただきました。本当の意味でSCAWが全社ERPシステムとして活用されることになり、とても嬉しく思っています。
これはJ-SYSのプロジェクトマネジメント力を評価していただいたんだと思います。
財務管理、人事管理を含めてプロジェクトコントロールを一本化して行って欲しいということでご指名をいただきました。もともと弊社の得意業種としては、建設業、重工業、エンジニアリング業、製造業があげられますが、他の業種では財務会計・人事管理も含めた実績は多々ありましたが、製造業では、生産管理を中心とした現場系のシステムアプローチを主に行っていて、強みである生産管理領域からのご提案というシナリオが多かったのですが、今回はERPシステムとしてSCAWを全面的に採用していただけることになり、それを全部任せていただけたことは本当にありがたいことです。勿論、弊社だけで全てを完遂することは難しいので、NTTデータシステムズさんとSCAWパートナー様のご協力を頂けたことも大きな要因です。
これからもNTTデータシステムズさんとSCAWパートナー各社様とも連携しながら本当の意味でのERPとしてお客様にご導入いただけるような動きをしていきたいと思っています。

―本当にマネジメント力・技術力の高さを感じるお話ですね。プロジェクトマネージャーの人柄もあったとは思いますけれども、お客様からの高い信頼を得ているというところは御社の文化と係わっているという気がしますね。

生井氏: ええ、前回の取材時に野崎も言っていたと思うのですが、やはりお客様を大事にする文化もあると思いますね。プロジェクトは人と人とがうまく繋がらないとうまくいかないですから、そういう意味では、プロジェクトマネージャーを含め、プロジェクトメンバーがお客様に評価していただいて、ご用命いただけたというのは非常に嬉しいことだと思っています。

―御社の技術の方のスキルと営業の方の努力が、評価につながっているのだなと感じられるお話ですね。NTTデータシステムズとしてもSCAWをトータル的にご導入いただいているので詳細な導入事例を含めて楽しみにさせていただいております。

赤字プロジェクトの撲滅に向けてJ-SYSの総力を結集

日揮情報システム株式会社 営業本部長 生井 徳男氏先日(7月17日)、J-SYSさんはプロジェクト型事業支援システム「J+Project会計」を記者発表されましたが、反響はいかがでしょうか?

生井氏: NTTデータシステムズさんとNTTデータイントラマート様のご支援もいただき、記者発表させていただきましたが、お蔭様で、IT業を中心にいろいろとお問合せを頂いています。

―記者発表後、Web記事を拝見させていただきましたが、当日の夜まででも7、8誌と掲載されていましたね。

生井氏: 今回をきっかけに、プレス各社も弊社の名前を知ってくれたというのは非常に嬉しいですね。

―「J+Project会計」が反響の大きかった理由はどんなところだと感じておられるのでしょうか?

生井氏: コンバージェンスの流れから2009年4月に工事進行基準対応が必要となりますが、弊社では会社創立から工事進行基準を標準としています。結果、実務ベースでノウハウが蓄積出来ました。
是非弊社のノウハウや技術力を活用してもらいたいという事で市場へ投げ込んだわけです。
もともとこの業界は見積から完了までの管理が曖昧な面があり、赤字プロジェクトなどが続発している事がよく記事などで見かけられます。俗に3K、7Kと呼ばれる所以かも知れません。
勿論、システムだけでは赤字プロジェクトを無くす事は出来ませんが、今まで出来なかった「可視化」を実現することによって、少しでもこの業界の「悩み」を解決するお手伝いが出来ればと考えています。
日揮情報システムという会社は日揮グループのIT機能会社であるとともに、日揮グループ唯一のIT事業会社でもありますが、やはり市場認知度からするとNTTデータシステムズさんにはかないません。NTTデータグループとの協業により、市場認知度を上げ、マーケットにインパクトが与えられればと思っています。
NTTデータイントラマート様の最新技術と勢い、更にNTTデータシステムズさんの営業力、技術力を借りれば大きく市場を動かせると考えました。
これから、他の業種向けのソリューションも今年度中に出す計画もあります。創立25周年ということで、四半世紀たったわけですから次の四半世紀にむけて飛躍出来る年にしたいなと思っています。

―まさに次の四半世紀にむけてまた新たなスタートを切ったという感じがしますね

生井氏: そういっていただけるとありがたいですね。

―SCAW若しくは弊社に対する要望等があればお聞かせ願えないでしょうか?

日揮情報システム株式会社 営業本部長 生井 徳男氏生井氏: まずは、営業活動、提案活動、プロジェクト遂行を通して、本当に信頼出来るパートナーとしてご支援いただき感謝しています。
昨今はNTTデータグループであるNTTデータ関西様とも「SCAW製番管理」をキーとした協業もさせていただき、相互にメリットがある活動が出来つつあると感じています。
また、国産ERPパーケージとしてNTTデータグループ全体としての取り組みも始められているとお聞きしていますので、その中核となる製品として「SCAW」がより一層の価値を持ち、お客様の企業価値向上に寄与出来るシステムとして、更なる成長をしてくれることに期待しています。
他のERPにない国産ならではの、「かゆいところに手が届き」「使いやすく」「対応力の早い」「信頼される」システムとしてお客様ならびに我々パートナーへご提供下さい。
これからも、NTTデータシステムズさんならびにNTTデータグループ各社と良い形で協業し、弊社の強みを発揮しつつお客様にメリットある提案とプロジェクト遂行を通して、信頼を置いて頂ける会社として共に成長していきたいと思っています。

生井氏: 当然ですが、お客様を大切にするというところで、通常のパッケージベンダーと違うところがNTTデータシステムズさんにはありますので、お客様を大事にする企業文化を更にいい形で維持しつつ、これからもそういう企業文化で進んでいっていただければうれしいなと思いますね。

―ありがとうございます。パートナーもお客様ですね。

生井氏: いいですね。お互いパートナーですね!

全員: そうですね!

生井氏: これからも我々はパートナーとその商品を含めて裾野を広げる。単体の会社ではそこまでの力でしかないけれども、いいものはみんなで協力していかなければいけないと思いますね。

―本日はご多忙の中のインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。最後にJ-SYSさんの今後の展望についてお聞かせいただけないでしょうか?

生井氏: 先にも申し上げましたが、まずは、NTTデータシステムズさんをはじめ、NTTデータグループ各社様と今まで以上に良い形で更なる協業ビジネスを推進していきたいと思っています。特に、製造業のお客様とSIerを中心としたITサービス業のお客様へ弊社の強みであるプロジェクトマネジメント技術と独自テンプレートの活用および自社パッケージの活用を通して、SCAWとの連携を強化し、お客様にメリットのある提案とプロジェクト遂行を通して、信頼に値する企業として評価いただけるよう、お客様ならびにNTTデータシステムズさんと共に成長していきたいと思っています。

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